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会長挨拶

この度、眼形成美容学会が設立されましたことを、心よりご挨拶申し上げます。
本学会は、移りゆく医療情勢の中で、保険医療と自費医療の融合を目指し、日本の眼形成治療を世界基準へと引き上げることを目的としています。国際的な交流を活発に行い、国内外の知見を融合させることで、日本の眼形成外科が世界をリードする存在となるよう努めてまいります。
来たる2026年5月16日・17日には、第一回学術集会の開催を予定しており、多くの海外講師を招聘し、最新の知識と技術を共有する場を設けます。また、将来を見据え、「学会認定眼形成指導医制度」の創設も計画しています。これは、高い専門性を持つ眼形成外科医を育成し、若手医師が世界で活躍できる道筋を示すための重要な取り組みです。
本学会の設立は、日本の眼形成外科の未来を切り拓く大きな一歩となります。この目標を実現するためには、皆様お一人おひとりのご支援とご協力が不可欠です。
今後とも、本学会の活動にご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

一般社団法人日本眼形成美容学会
会長 鹿嶋 友敬

日本眼形成美容学会設立趣意書

現代の日本において、眼形成外科の専門的な知見をもって「自費診療を実践している医師は、いまだごく少数にとどまっている」のが現状です。一方で、社会保障制度の持続性が限界を迎えつつある中、保険診療の範囲は縮小の方向に向かうことが確実視されており、今後は、すべての医師にとって「自費診療の導入」が不可避な選択肢となっていくことが予想されます。 特に眼形成外科の分野は、美容・機能・再建という複合的な視点を必要とする領域であり、患者のQOL向上に直結する高度な医療技術が求められます。このような背景の中、保険診療と自費診療を対立構造で捉えるのではなく、両者をいかに融合させ、現実的かつ持続可能な医療提供体制を築くかが、今後の日本の眼形成医療において極めて重要な課題と考えます。 そこで私たちは、眼形成領域における自費診療の質的向上と標準化を目指し、また保険診療との適切な融合を探求する場として、「日本眼形成美容学会」を設立する運びとなりました。 本学会は、以下の理念のもとに活動を開始します: - 眼形成外科と美容医療の知識・技術を学術的に共有し、臨床応用の質を高める - 保険・自費の両診療領域における倫理的かつ科学的なアプローチの確立 - 患者にとって安全かつ有益な選択肢を提供できる眼形成医師の育成 - 日本発の先進的かつ信頼される「眼形成美容医療モデル」の構築 未来に向けて、眼形成外科医が単なる手技の提供者ではなく、価値ある医療を創出するリーダーとして成長していくための場として、この学会が多くの仲間とともに発展していくことを願っています。 

 

2025年4月 

日本眼形成美容学会 発起人一同 

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